『未確認少年ゲドー』(みかくにんしょうねんゲドー)は、岡野剛による日本の少年漫画作品。週刊少年ジャンプにて2004年15号から2005年12号まで連載。単行本全5巻。未確認生物(本作オリジナルでヒトを含む実在の生物に擬態しているもの、UMAや妖怪など)たちが繰り広げるSFコメディー。
人一倍生き物に好奇心を抱く女子高生結城讃良はある夕立の帰り道、何とも不思議な人と出会う。彼の名は外堂祭門、まるでエジプト壁画のような様相をした顔つきだった。しかも、彼が他の人間と違うのは、何と二人で一人(頭脚人間と首なし人間)だったのである。驚愕の余り彼女は気を失って、意識を取り戻した時には自分の部屋のベッドの上であった。そして、その晩は悪い夢を見たものだと思いこむ。…しかし翌日、彼女は再び外堂に相まみえ、昨日のことは紛れもない事実であったことを思い知らされる。ともあれ、彼は未確認生物専門の医師であり、怪我などに苦しむ未確認生物の治癒をしながら世界中を旅しているのだという。