『1+2=パラダイス』(いちたすにはパラダイス)は、上村純子による日本の漫画作品。
自分を産んで亡くなった母親のような女性を救うため、父の後を継いで産婦人科医となることを目指す高校生・山本優介。成績も優秀な彼には唯一の障害があった。それは、幼少時に近所の双子の少女から受けた数々の行為による重度の女性恐怖症であり、その双子に散々な目に遭わされていた優介は父の転勤をこれ幸いと、逃げるように双子から離れたのだった。そんなある日、女性恐怖症を克服させようとする父親の計略により自宅に看護婦候補の双子が住み込みで来ることとなるが、その中村結花・梨花姉妹こそ彼の女性恐怖症の原因となったトラウマを刻み込んだ、あの双子だった。2人の相変わらず猛烈なアタックにタジタジになりながらも、やがて結花の優しさに惹かれていく優介。しかし玉の輿を狙い優介に執拗な色仕掛けを行う梨花に加え、「脱がし屋」の異名を持ち結花の脱ぎ写真を狙う女たらしの竜一、さらには双子以前に優介と結婚の約束をしていたという咲田愛美も登場するのだった。