『緑の果て』(みどりのはて)は、手塚治虫の短編漫画作品。「SFマガジン」昭和38年7月号から9月号に『SFファンシーフリー』の1つとして掲載されたもの(単行本『SFファンシーフリー』収蔵)と、「ファニー」昭和44年5月号掲載のもの(単行本『大地の顔役バギ』収蔵)があり、両者で結末は異なる。同じコマの使いまわしは少なく、序盤から構成が異なる。
放射能に汚染された地球から抜け出した最後の男たちを乗せたロケットが密雲に覆われた星に着陸した。その星の魚や蝶は全て植物でできており、電柱にそっくりな植物までが見つかった。