『ミミとナナ』は、わたなべまさこによる日本の漫画作品。当初、集英社の月刊誌『少女ブック』の1962年(昭和37年)9月号より翌1963年5月号まで連載されていたが、その5月号をもって雑誌が終刊された為、後継漫画誌である『週刊マーガレット』の1963年1号(創刊号|1963年5月12日発行)に連載が移行され同誌の看板作品となるも、同年22号(1963年10月6日号)で1年強の連載が完結した。2018年現在、単行本未収録作品の一つ(ホーム社刊行「わたなべまさこ名作集」計100冊にも収録されず)。
南の島セイロンで生まれた双児の姉妹ミミとナナは、両親の離婚により赤ちゃんの時に離れ離れになってしまう。ナナは英国の首都ロンドンの侯爵家のパパの手元でお嬢様育ち、寄宿制の学校で学んでいる。一方ミミは飛行機事故で死去したと思われていたが、なんとジャングルの奥深くでゴリラに育てられていた。2人の少女は、果たしてどんな運命を辿るのでしょうか?[注釈 1]