『モンスターキネマトグラフ』は、坂木原レムによる日本の漫画作品。
「興奮すると巨大怪獣に変身してしまう」厄介な体質を持つ女性・マミヤは、その体質を買われて太平洋戦争中、日本軍に徴用され「生物兵器」として最前線で戦ったが、戦場で自らの失態により恋人だった兵士を死なせてしまった過去があった。戦争が終わっても、不器用で、思わぬことで巨大怪獣になってしまう彼女は、戦後社会でうまく生きることができない。絶望して投身自殺しようとしたマミヤを引き止めたのは映画出演のスカウト。それは「マミヤだからこそできる」怪獣映画への出演オファーだった。