『イフリート〜断罪の炎人〜』(イフリート だんざいのえんじん)は、吉田正紀による日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて、2007年2・3合併号から2008年40号まで連載された。単行本は全9巻。
東京の片隅にある、小さな喫茶店。そこでは明るい看板娘・ニナミと、寡黙な青年・ユウが、マスターである源三郎のもと、給仕に精を出している。しかし彼らには、法で裁くことの出来ない犯罪者を殺害する殺し屋という裏の顔があった。身から放つ1000度の業火で罪人を焼き尽くす「イフリートの力」を使うユウと、-200度の冷気で外道を凍死させるニナミ。何者かによる人体改造により、望まぬ身体を手にしてしまった2人は、復讐のため嘱託殺人組織「咎人会」の断罪者として生きることを誓う。