『冷食捜査官』(れいしょくそうさかん、Frozen Food Agent)は、とり・みきによる日本の漫画作品。一話完結で、1991年以降多数の雑誌に掲載された。
近未来の日本。合成食料が普及し、それ以外の天然の食品は「食料統制」の元で一切が禁止されていた。しかし一部の人々は天然物の味が忘れられず、「食料統制」以前に製造され、秘蔵されていた冷凍食品を密かに楽しんでいた。そして様々な雑菌や公害汚染物質が残留している上に消費期限をはるかに過ぎた、それらの食品が原因でアレルギーを起こすなどして身体を壊す者も少なくなく、ときに激しい急性症状で命を落とす者さえいた。そんな危険な冷凍食品を取り締まるのが、農林水産省所属「冷食捜査官」である。