『犬火の兄弟』は吉田 真百合による日本の漫画作品。「ハルタコミックス」(KADOKAWA)から発売。
光嶽山の奥深くに暮らすのは、山の動物たちと山犬に育てられた一人の少年・ノジ。 ある日、それまで山を統べていた神が死に、次期山神を決める儀式が執り行われた。 神に選ばれたのは、人間のノジだった。 しかしその決定を不服とする山の動物たちによって、ノジは命を狙われ、故郷である光嶽山を追い出されてしまう。 深い傷を負ったノジ。その痛みが悲しみとなり、やがて憎悪となった。 そして弟の山犬・イノを連れて、ノジは光嶽山への報復を誓う。 ライカ犬の逆襲を描いた『ライカの星』の吉田真百合が次に挑むのは、兄弟の悲しき復讐を題材にした犬漫画。