『45歳の線香花火』は冬川智子による日本の漫画作品。「ビッグ コミックス」(小学館)から発売。
45歳ーー人生後半戦の私たちに贈る物語。 地方のとある町に住む専業主婦・華子は45歳。 日々の不満はあるものの、そこそこ幸せと思える生活を送っていたが、 ある日、専門学校時代の同級生・うららが 小説家としてテレビに出ているのを目にする。 27年前、もう一人の同級生・花音も含めた3人で行動していたこと、 「何かになりたい」と漠然と考えていたこと、 それをうららに否定され、ケンカ別れしてしまったこと…… 過去と現在を思い比べるうちに、 嫉妬に駆られてしまった華子の取った行動とは? 18歳の時、砕けてしまった友情が、45歳になった3人の心を惑わせるーー。 『マスタード・チョコレート(映画化/文化庁メディア芸術祭受賞作品)』 『ノストラダムス・ラブ』の冬川智子が描く、ヒューマンドラマの新境地開幕! 【編集担当からのおすすめ情報】 45歳。アラフォーでもアラフィフでもない宙ぶらりんな年齢。 これから始まる人生の後半戦に、本当に必要なものはなんでしょうか? その答えのひとつが、この作品にはあります。 現代の人間は、余計な関係を省きがちではありますが、 10代の頃に失った「友情」が、40代以降の「生きていく希望」になる 可能性があるのかもーーぜひ、ご一読ください!