『妹-あかね-』(あかね)は、山花典之による日本の漫画作品。2000年から2003年に『週刊ヤングジャンプ』(集英社)に連載された。全148話、単行本全14巻。
父母の再婚により義兄妹となった雨宮慎平と妹のあかね。しかし、再婚直後に父が、慎平が中学生の頃に母がそれぞれ他界し、あかねは伯父夫婦に預けられた。中学卒業後に知り合いの伝で自動車整備工場に勤めた慎平は、3年後、安い給料の中から100万円を貯め、あかねと共に暮らし始める。最初は干渉してくる慎平に反発していたあかねだが、献身的な兄の姿に接するうち、次第に心を開き、やがて恋心を抱く。慎平もあかねを異性として意識するが、あくまで兄として接することに徹し、あかね以外の女性とつき合おうとするが思いを断ち切れない。そんな中、あかねの実の母・恵理子が一時帰国し、あかねを引き取って一緒に暮らしたいと慎平に申し出る。慎平は悩んだ末に、あかねには知らせないまま、高校を卒業したら恵理子の元にあかねを返すと約束する。