『あのこにもらった音楽』(あのこにもらったおんがく)は、勝田文による日本の漫画のシリーズ。2001年から2003年にかけて、『メロディ』(白泉社)に読み切りもしくは短期集中連載のシリーズとして掲載された。単行本は同社の花とゆめコミックスより全2巻、愛蔵版全1巻。花とゆめコミックス版第1巻は勝田の最初の単行本であった。また、勝田はこの作品で2002年に第27回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞している。
日本人とのハーフであるドイツ人の父親と、芸妓だった母の間に産まれた娘・梅子。母を3歳の時に亡くしてからは、母の親友が女将を務める梅木旅館(うめのきりょかん)に引き取られ、実の娘のように育てられていた。