『一平』(いっぺい)は、太田垣康男による日本の漫画。『漫画アクション』(双葉社)にて、1993年4月より1997年8月まで連載された。単行本は全18巻。他に一部エピソードのみをまとめた廉価版コミックも刊行された。
剣道一筋に打ち込み、目標である浅倉警部補を追いかけるように、剣道で強くなるために警察官になった主人公の熱血青年・桜井一平が、交番勤務から刑事になり、様々な事件に遭遇し、またコミュニケーションの中で、剣を仕事に生かし、また仕事が剣の腕を高めるという、「剣業一致」の道を進み始めることで人間的に成長していく様子を描いた作品。魅力的なキャラクターが多く、後年の太田垣の作品と比べても、残酷描写はほとんどなく、コミカルな描写も多めである。