「エヴァンズの遺書」(エヴァンズのいしょ)は、吸血鬼一族の物語を描いた萩尾望都のファンタジー漫画作品『ポーの一族』シリーズのうち、『別冊少女コミック』1975年1・2月号に掲載された中編作品、およびそこに登場する架空の遺書の名称である。
1820年1月、エドガー・ポーツネルは妹のメリーベルと養父母のポーツネル男爵夫妻と合流すべく、嵐の中、馬車を走らせていたが、崖から馬車ごと転落してしまい、村人たちが救出したときには既に息絶えていた。遺体が領主ヘンリー・エヴァンズ伯爵の館に運ばれたところ、エドガーは蘇生したが、自分の名を「エドガー」と答えた他はほとんど口も利けず記憶もない状態であった。