『バカとボイン』は、こばやしひよこによる日本の漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2009年1・2合併号から連載され、45話目からは『月刊ヤングジャンプ』(集英社)で、最終号(2010年9月号)まで連載された。単行本は全5巻。
何をやっても中途半端な浪人生・山田太一は、ある日、大好きなグラビアアイドル・椎名こころのDVD発売記念握手会に向かった。ところが、向い先のビルの屋上から転落した椎名こころとぶつかってしまう。太一は軽傷で済んだが、椎名こころは脳挫傷の重体となり、魂だけの姿(一般人には見えない)で病室の太一に会う。その後、こころの魂を体から切り離そうとする死神がやってきたのだが、太一がこころを死なせないように取引し、こころの死を回避させる代わりに、2人の魂はつながれてしまう。こころを助ける方法を死神から聞いた2人は、想いをこの世に残したままの魂たちを成仏させる生活を始める。