『貧困魔境伝ヒヤパカ』(ひんこんまきょうでんヒヤパカ)は、山野一による日本の漫画短編集。
※収録作品:『人間ポンプ』, 『きよしちゃん 紙しばいの巻』, 『GOGOやくたたず』, 『ビーバーになった男』, 『荒野のガイガー探知機』, 『ハネムーン』, 『パチンコのある部屋』, 『旅情』, 『荒野のハリガネ虫』, 『星の博士』, 『押入れの女』, 『侏儒の家』, 『太陽とダリヤ』, 『のうしんぼう』
貧困や狂気を滑稽な表現で念入りに描いた作品を中心に、上流階級の美女が下流階級の醜男に凌辱される『人間ポンプ』、知的障害児をテーマに扱う『きよしちゃん』、現実認識の変調や幻覚体験を題材とする『パチンコのある部屋』『侏儒の家』、大日如来による「救済」についての短編『荒野のガイガー探知機』、貧乏人の生態と惨劇を描いた『荒野のハリガネ虫』、不明瞭で非現実的な生活の光景を丹念に描いた『のうしんぼう』など14編を収録。