『ビリーバーズ』は、1999年に『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載された山本直樹の青年漫画。ワイド版単行本全2巻。宗教団体が巻き起こす社会問題や、セックス集団に逸脱していく姿を描く。
『ニコニコ人生センター』という宗教団体に所属している通信係で『オペレーター』と呼ばれる青年は、『議長』である中年男性と『副議長』の若い女性の3人で、無人島で暮らす『孤島のプログラム』なる共同生活を行っていた。初めは満ち足りて教祖の教えを復唱し、毎日の夢を正直に仲間に語る3人。淫らな夢も隠さずに話し、『浄化』と称して自ら胸まで土に埋まって、僅かな水だけで過ごすことも修行だった。