『プレデター: コンクリート・ジャングル』 (Predator: Concrete Jungle) とは、映画『プレデター』における架空の宇宙生物プレデターが登場する、コミックと小説のシリーズである。ダークホースコミック社から出版されており、同社最初のプレデターのコミックシリーズの最初の第1弾であった。ダークホースコミックで数々のプレデターコミックを描き、『エイリアンVSプレデター』の生みの親でもある漫画家クリス・ワーナーが描いた。1989年には全4冊パート4までの話が刊行されており、題名はそのまま『プレデター』だったが、トレード・ペーパーバック版(1990年)と小説版は『コンクリート・ジャングル』とされている。
あるニューヨーク市のアパートで、コロンビア人の麻薬ギャングの首領カーと、首領ランブの両グループによる取引が行われていた。その最中、透明になった謎の生命体(プレデター)による襲撃があり、銃撃戦の末にギャングたちは抹殺される。すでにニューヨーク市の警察が現場の建物周辺で待機するなか、ニューヨーク市警察の刑事シェイファーとその相棒ラッシュは車で現場へ向かう。待機していた警官から建物の周りに待機してくれと頼まれるが、アパートの窓からギャングの死体がパトカーの上に落ちるのを見て、2人はアパートの中に入り込み、部屋の中へ乗り込むと、コロンビア人の麻薬ギャングたちの、血まみれになった死体と、全裸で天井にぶら下がった死体があった。そのとき、生き残りのギャングの首領カーが発砲しながら逃走していく。そして、警察の特殊部隊SEALが現場に到着し、2人はSEALのリーダーから「これはただの殺しではない、手を引け」と警告される。2人は現場から立ち去る際、SEALに案内され現場に現れた1人の軍人とすれ違う。
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