『ブライトの憂鬱』は、竹宮惠子作の漫画作品、月刊メロディ掲載、単行本全2巻。
大人びた美貌と聡明さを発揮するブライト・シェラトンは、母・八重にとって若き日に事故死した恋人である同名の伯父ブライトを思い起こす容姿に成長していた。ESP(超能力者)としての能力の片鱗を見せ始めたブライトは双子の妹・七重(ナナエ)の良き、そして強力なナイトぶりを発揮するが、人の心を読めるブライトにとって思春期特有の純真さと社交界の不潔さは深い「憂鬱」をもたらしている。なかなか「妹ばなれ」できないブライトが、ダンやニナの導きもあり成長していく姿を描く。