『P.A.』(プライベート・アクトレス)は、赤石路代による日本の漫画作品。『プチコミック』(小学館)にて1991年4月号から1999年2月号まで連載された。赤石の代表作のひとつで、人気がある作品。お嬢さま高校に通う女子高生の小早川志緒が、天才的な演技力を生かしいろいろな人物を演じる「プライベートアクトレス」という仕事を行う物語。単行本はフラワーコミックスより全8巻+特別編全1巻。
女子高生・小早川志緒は、学校には内緒でアルバイトを行っていた。そのアルバイトとは「P.A.(プライベート・アクトレス)」、依頼者と契約を結んで依頼者の要望に応じた『役』(愛人整理のための恋人役や結婚式の友人役など)を演じるというもの。数多いP.A.の中でも、志緒は本物と錯覚させるほどの優れた演技力を持っていたが、大女優・永沢さゆりの隠し子であることから、女優にならず現実世界で演じることを選んでいた。