プレデター: ビッグ・ゲーム(Predator: Big Game)とは、ダークホースコミック社から出ているコミック及び小説であり、映画『プレデター』に登場するエイリアンのプレデターを題材としている。本作は、アメリカ・インディアンナバホ族の伝説の怪物ナイェネズガニ(英語版)(Nayenezgani)にしたがってプレデターとの関連性を描いた作品ともなっている。
1991年アメリカ南西部、ニューメキシコ州の空軍基地周辺の奥深くの荒野に、謎の飛行物体が着陸した。これを知った司令官は基地周辺のパトロールを、ナバホ・インディアンである陸軍兵士イノック・ナカイ伍長と彼の相棒に命じる。この任務で調査の最中、謎の生命体こと人間狩りに来たエイリアン、プレデターに相棒を殺される。伍長はプレデターのとった行動や仕草から、それがナバホ・インディアンの伝説において「英雄的な異端の神々の殺害者」とも呼ばれる、戦いの神ナイェネズガニ(Nayenezgani)であると考える。そして、伍長は育ての親だった祖父・ヤタディと再会する。ナバホ族のメディスンマンにして、1920年代にナイェネズガニ(プレデター)と戦ったことのあるヤタディを通じ、イノック伍長はナバホ族としての自分のルーツを再確認する。そして祖父から教えてもらった知恵を生かし、岩山が広がるエルマルペイスの荒野で、プレデターとの1対1の戦いの末、打ち破る。
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