「ペニー・レイン」は、吸血鬼一族の物語を描いた萩尾望都のファンタジー漫画作品『ポーの一族』シリーズのうち、『別冊少女コミック』1975年5月号に掲載された短編作品である。
1879年 [1]、ウィッシュの館に急ぐエドガーは、途中山賊に襲われ馬車ごと乗っ取られて山賊のアジトまで連れ去られる。馬車には棺が乗せられ、棺の中には少年の遺体(バンパネラに変化中の仮死状態のアラン)が横たわっていた。山賊たちがエドガーを地下室に閉じ込めようとしたところを、逆に山賊から銃を奪い彼らを撃ち殺して棺を奪い返し、ウィッシュの館に向かって馬車で逃走する。途中、番小屋のドンに出会い、ウィッシュの館に連れられる。