『ペパミント・スパイ』は佐々木倫子の漫画作品。『花とゆめ増刊号』・『花ゆめEPO』(白泉社)に、1982年9月から1988年9月まで連載された。花とゆめコミックス(全2巻)が刊行された。
ある国が、情報部員不足に困っておおっぴらにスパイを募集し始めた。スパイという職業を「かっこいい」と思いこんでいた青年は、友人をスカウトをしに来た人物を尾行してスパイ養成学校までたどり着くことに成功した上、偶然と幸運と執念が実って試験に合格し、「ドナルド」というコードネームを手に入れる。ドナルドは、同室の「委員長」、養成学校の「校長」らを巻き込んで、一途で間抜けな騒動を繰り広げる。