『僕は旅をする』(ぼくはたびをする)は、今市子による漫画、およびそれを原作として作られたテレビドラマ『世にも奇妙な物語』のストーリーの一つ。
土曜日に「日曜日の夜、帰るから」とだけ言い、弟の克也は行き先も言わずに大きな旅行カバン1つを持って旅行に出かけていった。その数時間後、姉のひとみと父親は電車にはねられて遺体となった克也と対面することになる。しかし、遺体はバラバラで頭部が発見されておらず、所持品の運転免許証だけが克也の身元を特定できる要素だった。ひとみと父親は帰宅するが、顔を確認できていない状況で克也の死に現実感を抱けないひとみと両親であった。翌日、自宅に父親の前妻・とも子から電話がかかってきて、克也が死んでいたはずの昨夜にとも子に電話をかけて「明日にそちらに行く」と伝えていたことがわかる。さらに、克也が宿泊予約をしていた旅館に電話をすると、克也が昨夜に旅館に泊まっていてさきほど出て行ったという返答を得る。