『かってにシロクマ』は、相原コージの動物生態ギャグ漫画。漫画アクションにて1986年から1989年にかけて連載された。単行本は双葉社からA5版で全6巻、文庫で全3巻、傑作選としてまとめた『よりぬきかってにシロクマ』が刊行されている。OVA、ゲーム化もされた。
主人公「シロ」は、白い体毛を持つ間の抜けた仔熊。厳しくも優しい母熊の下、双子の弟「大ちゃん」、そしてある理由から共に暮らす事になったイノシシの子「ウリ坊」と共に、自然の中で日常を過ごしてゆくギャグ漫画だが、弱肉強食の摂理、子別れといったシリアスなテーマも盛り込まれている。舞台は日本の北海道と見られるが、人間や人工物の痕跡は一切出てこない。