『空の帝国』(からのていこく)は、喜多尚江の漫画作品。「花とゆめ」(白泉社)および「花とゆめプラネット増刊」(同じく白泉社)において1993年から1997年まで連載された。全40話(番外編、短編含む)。
西暦2500年代、初めて世界を統一した人間がいた。名はイデア。彼が支配した数年、世界は平和だった。しかし、突然のあっけない彼の死によって世界は混乱する。イデア復活を望む大臣達は、王宮科学者の英里にイデアの複製(クローン)を依頼するが、クローン技術が未熟なために英里はそれを断る。そんな時、彼は怪我をした少年を街で保護する。その少年はイデアにそっくりで、記憶を失っていた……。