『がんばれ!! タブチくん!!』は、元阪神タイガース・西武ライオンズのプロ野球選手・田淵幸一をモデルにした主人公・タブチくんとその周囲の人々を描く、いしいひさいち作の4コマ漫画である。
『漫画アクション』に連載され、1979年に双葉社より単行本全3巻が刊行された。実在の有名人をモデルとしたキャラクターによるギャグ漫画、というジャンルを確立させた記念すべき作品であり、1979年から1980年にかけてはアニメ映画が3作品制作されている。漫画は阪神タイガース在籍末期(1978年)から開始しているが劇場版アニメでは西武ライオンズに移籍したばかりで田淵が捕手を務めていたり[1]、広岡のヤクルト監督辞任、長嶋の監督退任会見が描かれるなど、西武移籍後の1979年 -1980年がストーリーの中心となる。