『傷追い人』(きずおいびと)は、小池一夫原作・池上遼一作画による漫画(劇画)、またそれを原作としたOVA。小学館『ビッグコミックスピリッツ』1982年1月15日号(発売日は前年12月)から1986年3月30日号まで連載。
茨木圭介は一流のアメリカンフットボール選手だったが、最愛の恋人・夏子とともに有名人を出演させる闇のポルノフィルム制作組織G・P・X(God Pornographic X-rated Film)に拉致される。圭介と夏子は愛を貫いて出演を拒否し続けるが、彼等の策略によって夏子は自決。更なる報復で母を殺され、自らも麻薬使用の濡れ衣を着せられて投獄される。全てを失ったことによる怒りと復讐心を生きる糧とした代償として短期間で白髪となり、看守を驚愕させた。