『きみのカケラ』は、高橋しんによる日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて2002年9月から2004年3月まで連載された。単行本は全9巻刊行。
すでに高い科学力をもった文明が昔のこととなった世界。周囲を崖に囲まれ、休むことなく雪が降り積もる国。国民は皆貧しく希望もなく、王族の威光は衰えていた。権力を政族に奪われたその国の王女・イコロは笑うことができない「ヒトガタ」だった。弟と2人で小さな小屋で懸命に暮らしていたある日、ひょんなことからイコロは戦族に襲われ、そこから救ってくれた記憶を失った少年・シロとともにかつて存在したという「太陽」を探すため旅に出る。