『虐殺器官』(ぎゃくさつきかん、Genocidal Organ)は、日本の長編SF小説。伊藤計劃のデビュー作品である。2006年、第7回小松左京賞最終候補。2007年発表。「ベストSF2007」国内篇第1位。「ゼロ年代SFベスト」国内篇第1位。2010年にハヤカワ文庫から文庫版が刊行された。
サラエボで発生した核爆弾テロによって世界中で戦争・テロが激化した結果、アメリカをはじめとする先進諸国は厳格な個人情報管理体制を構築しテロの脅威に対抗していた。十数年後、先進諸国からテロの脅威が除かれた一方、後進国では内戦と民族対立により虐殺が横行するようになっていた。事態を重く見たアメリカは新たに情報軍を創設し、各国の情報収集と戦争犯罪人の暗殺を行うようになった。
プラハから帰還したクラヴィスは、ジョン・ポールを追うため、ムンバイへリーランドら特殊検索群i分遣隊の仲間とともに向かう。
▼ 情報(Information) |
原作 | : | 伊藤計劃/Project Itoh | 作画 | : | 麻生我等 | 出版 | : | KADOKAWA | 掲載 | : | 月刊ニュータイプ | 刊行期間 | : | 2016年03月23日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784041040676 | ISBN(3巻) | : | 9784041063842 | 最新刊 | : | 3巻 |
|
▼ 言語(Language) |
English | : | Genocidal Organ | 中文 | : | 虐殺器官 | Français | : | Genocidal Organ | 한국어 | : | 학살기관 | Bahasa Indonesia | : | Genocidal Organ | Japanese | : | gyakusatsukikan |
|