『窮鼠はチーズの夢を見る』(きゅうそはチーズのゆめをみる)は、水城せとなによる日本の漫画作品。小学館の女性向けコミック誌『Judy』の増刊号『NIGHTY Judy』(単行本:2006年2月-2009年5月)に掲載された。
サラリーマンの大伴恭一は7年ぶりに再会した大学時代の後輩・今ヶ瀬渉に強請られていた。理由は自分の不倫。こだわりがなく流されやすい恭一は、女性に言い寄られると断りきれずに安易に不倫を繰り返していた。今ヶ瀬は興信所に勤めており、偶然にも恭一の妻の知佳子に依頼された浮気調査を請け負っていたのだった。7年前から恭一のことを想っていたという今ヶ瀬に、不倫の事実を妻に報告しない代償として「貴方のカラダが欲しい」と恭一は要求されてしまう。挿入無しの体の関係を恭一は受け入れ、不倫調査は誤魔化してもらえたものの、既に恭一との関係に冷めきっていた知佳子は別れたいと申し出、夫妻は離婚した。