『ギョ』は、伊藤潤二による日本のホラー漫画。小学館の『週刊ビッグコミックスピリッツ』で掲載された。奇妙な奇形魚に翻弄されるパニックホラー作品。2012年にアニメ化された。
忠は恋人の華織を連れ、叔父の別荘がある沖縄でバカンスを楽しんでいた。スキューバダイビングを満喫中、忠は目にも止まらぬほどの猛烈な速さで動く生き物を見つけ、その直後にサメに襲われて命からがら船に上がる。別荘に戻るものの、においに敏感な華織が悪臭が酷いと訴え始めたことで口論となり、怒った華織は帰ると言い出して外へ出てしまう。後を追った忠は漂う悪臭に顔をしかめるが、香織の悲鳴を聞いて駆けつけると、草むらの中を高速で駆け回る何かを目撃する。更に部屋の中で蜘蛛の足のような奇怪な四つ足の魚が高速で動き回るのを見つける。同じ頃、漁船で足のついた魚が大量に上がる、脚のついた巨大なホオジロザメが上陸して人を襲う、陸上を足のついた魚の群れが大挙して疾走するなどの異常事態が起きており、翌朝には巨大ホオジロザメが忠の別荘を襲撃してきた。命からがら逃げ伸びた忠たちは東京へと舞い戻る。