『靴ずれ戦線 -魔女ワーシェンカの戦争-』(くつずれせんせん まじょワーシェンカのせんそう)は、速水螺旋人による日本の漫画作品。『月刊COMICリュウ』(徳間書店)にて2010年12月号から2013年2月号まで連載(途中掲載誌自体の休刊による休止期間あり)。単行本は全2巻。
第二次世界大戦中の1941年から1945年にかけて続いた凄惨な独ソ戦(ソビエト連邦側呼称では「大祖国戦争」)を背景に、対ナチス・ドイツ戦に駆り出されたロシアの見習い魔女・ワーシェンカと、彼女の上官兼お目付け役であるソ連内務人民委員部 (NKVD)の女性将校・ナージャのコンビが、東部戦線の様々な戦場を転戦する道中の連作。フィクションではドイツ側視点から描かれることの多い独ソ戦を、あえてソ連側から描いた珍しい作品である。