『グリーン・レクイエム』は、1980年に新井素子によって書かれたSF小説。また小説を原作とする作品である。1985年に映画化(公開は1988年)され、1990年に続編にあたる『緑幻想 グリーンレクイエムII』(IIはローマ数字の2)が書かれた。第12回星雲賞日本短編部門受賞作品。
嶋村信彦は、大学の研究室で植物学者の松崎の助手をしている25歳の青年。そんな彼が長い髪を持った22歳の女性・三沢明日香に恋心を抱くようになる。だが、彼女の本当の髪の色は緑色だった。それを知った松崎は、彼女が長年捜し求めていた「緑色の髪の人間」である事に気付いて、研究材料として施設に監禁してしまう。激怒した信彦は明日香を連れて逃げ出すが、明日香の体には地球の運命すら左右する重大な秘密が隠されていた。
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