『黒蔦屋敷の秘めごと』(くろつたやしきのひめごと、Dark sweet nightmare )は、大海とむによる日本の漫画作品。『プチコミック』(小学館)にて2014年2月号から2015年4月号まで連載された。単行本は全3巻。
鬱蒼とした木々と蔦に覆われ、近所の人から「黒蔦屋敷」と呼ばれる屋敷に暮らす美青年・雁来雪比古は、幼い頃から虚弱体質で、死にかけては入退院を繰り返していた。我が子の回復を望んだ母親は魔物の唆しによって、息子に人の魂を糧にする魔物を憑かせてしまった。かつて、家政婦をしていた母と屋敷に暮らしていた千鶴は、大学卒業後に自身も家政婦として屋敷に戻り、慕い続けてきた「雪比古坊っちゃま」との再会を果たす。雪比古との美しい思い出を壊しかねない、変態と言っても過言ではない雪比古の性質が明らかになるが、魔物が憑いていることで苦しむ雪比古を支えていく決心をする。
恋人の兄に嫁がされる、生贄の花嫁は!? 幼い頃命を救われた代償に魔物に取り憑かれ、千里眼という特殊能力と、短命という運命を背負った雪比古。雪比古を慕う家政婦の千鶴は身も心も彼に捧げ、世間から隔絶された「黒蔦屋敷」でひっそりと日々を過ごしていた。しかし雪比古の存在を疎ましく思う義母の津也子は、雪比古に憑いている魔物を奪い、千鶴を雪比古の兄・泰比呂に嫁がせようとする。残り少ない命の身体を抱え、攫われた千鶴を救いに乗り込んだ雪比古が取った、信じられない行動とは...!?魔と血とエロスに彩られた、妖艶連載感動の最終巻! 【編集担当からのおすすめ情報】 蔦に覆われたお屋敷、傅く家政婦の千鶴、そして千鶴を溺愛する坊ちゃまと、黒い羽を持つ禍々しい魔物...大海先生の真骨頂と言える、ダークでエロティックなファンタジーが昇華した最終巻です。編集部も驚愕した、全ページ超常現象状態の最終回をぜひ、見届けてください!
▼ 情報(Information) |
作者 | : | 大海とむ | 出版 | : | 小学館 | 掲載 | : | プチコミック | レーベル | : | フラワーコミックスアルファ | ISBN(1巻) | : | 9784091362506 | ISBN(3巻) | : | 9784091370983 | 最新刊 | : | 3巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | kurotsutayashikinohimegoto,Dark sweet nightmare |
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