『クロノアイズ』 (英: CHRONO EYES) は、長谷川裕一の漫画作品である。本項では続編の『クロノアイズ・グランサー』 (英: CHRONO EYES GLANCER) についても記述する。
1999年7月7日、平凡な高校生だった少年、西郷大樹(タイキ・サイゴウ)は「知力、体力に優れているが、死んでも歴史に大きな影響がない」という理由でクロノアイズ(いわゆるタイムパトロール)にスカウトされた。当初は戸惑っていたタイキであったが、持ち前の正義感ゆえにハデスサイズの横暴を見逃すことが出来ずクロノアイズに参加、様々な時代で冒険を繰り広げる。だが退屈丸の正体が、歴史的著名人であることを知ったことを切っ掛けに、クロノアイズそのものに疑問を抱き始めるタイキ。そしてクレオがアトランティスの民を救うべくハデスサイズと結託、クロノアイズ・ハデスサイズ・アトランティスそれぞれの思惑が交錯する三つ巴の戦いの中、アトランティスの民は全て宇宙に脱出することに成功、それを幇助したタイキのチームはクロノアイズから指名手配されてしまう。エルザのとんでもない正体が判明する中、クロノアイズはハデスサイズ首領ハデスによって掌握され、クロノアイズ本部に乗り込んだタイキたちはついに逮捕されてしまう。歴史における自分の役割―――航時理論を生み出す女性を自分の生命と引き換えに救う―――を果たすべく、一人元の時代に戻されたタイキは迷いつつも歴史通りに彼女を救い死亡。彼の死を知らされた仲間たちはハデスに対して反逆を開始するも、力及ばず追い詰められてしまう。絶体絶命の窮地の中、ハデスから用無しとされたハデスサイズ四幹部の手によって蘇生を果たしたタイキが駆けつけ、クロノアイズの真の創設目的と存在意義を語りだす…!