『クロノス・ジョウンターの伝説』(クロノス・ジョウンターのでんせつ)は梶尾真治のSF小説。2019年に監督:蜂須賀健太郎、主演:下野紘で映画化された。2005年の映画『この胸いっぱいの愛を』の原作ではあるが内容は大きく異なる。
1995年、秋。住島重工の開発部門だけを担当するP・フレックは時間軸圧縮理論を採用した巨大な「物質過去放出機」、またの名を『クロノス・ジョウンター』の開発に成功した。だが、実験を重ねて行くうちに物質を過去に飛ばすことが出来ても長時間留まらせることが出来ず、しかも戻ってくるときには更に未来にはじき飛ばされるという重大な欠点があることが発覚する。