『恋と病熱』(こいとびょうねつ)は、磯谷友紀による日本の漫画。秋田書店が発行する日本の季刊漫画雑誌『もっと!』にて連載された。
兄妹や姉弟という存在が忌み嫌われる世界が舞台であり、1人目の子供の弟妹を産んだ家庭は冷たい目で見られる。劇中世界においてかつては兄弟姉妹というものが受け入れられていたことが示唆されている。劇中世界は現代日本に近い服飾・機械文明であるが、セム的一神教を思わせる教会や街並みが見られ、登場人物の名前も日本外的であり、コミューンという名を冠した共同体が存在する。連作短編集であり、兄妹や姉弟を持った人々の数奇な運命を描く。