『幸福堂』(こうふくどう)は、上野すばるによる日本の漫画作品。1992年から1993年まで『なかよし』(講談社)にて連載された。
一話完結形式で、不幸な人にだけ見える"幸福堂"という不思議な店と、その店の店主である正体不明の青年が客達に与える「幸せになる」ための摩訶不思議なアイテムたちを取り扱う。「幸せにさせるため」のアイテムなので、売買などを経ず無償で引き渡される。ホラーの要素が濃く、幸せになりたいと欲に走った末に、より深い不幸の底に落ちるといったバッドエンドも多くある(店主が警告に来るが大抵は聞く耳を持たず破滅する)。レギュラーキャラクターは店主と、彼の飼い猫である人語を解す黒猫のみであり、各話のゲストキャラクターに関連性はない。