『内閣総理大臣 桜庭皇一郎』(コマンダー・イン・チーフ さくらばこういちろう)は、作画:次原隆二(作品クレジットでは「RYU」名義)、シナリオ協力:金井寛・世良光弘による日本の漫画作品。『月刊コミックゼノン』(徳間書店)にて2011年6月から2012年10月まで連載。全3巻。
歴代内閣の長年に渡る政治失策により国民の不満は頂点に達し、政界は与野党の分裂という混乱状態に陥り戦後最大の政界再編が行われた。そして、「政界のサラブレッド」と呼ばれる桜庭皇一郎が史上最年少の総理大臣として国民の期待の元に大連立政権の首班となった。しかし、その実態は政界の重鎮たちに操られる傀儡政権に過ぎず、いつしか桜庭は「歴代首相の中で最も無能な『昼行灯(ひるあんどん)総理』」と呼ばれるようになっていた。