『御石神落とし』(みしゃくじおとし)は、永久保貴一原作、増田剛作画による日本の漫画作品。『ヤングアニマル嵐』(白泉社)にて、Vol.15から2007年No.11まで連載された。単行本は白泉社ジェッツコミックスより全8巻。単行本化に際し、連載版とは内容を大幅に改変したものがある。
大学生の神成豪は民俗学を専攻するごく普通の青年。彼は大学の課題の研究のためにとある地方を訪れた際に、村祭りの場に遭遇する。その村に祀られていた道祖神「御石神様」に憑かれて不思議な能力を身につけてしまい、「生身で過去へ跳ぶ」、曾祖父の茂介や藤原道長などの歴史上の人物に「意識だけ憑依する」といった様々な不思議な現象に遭遇してしまう。