『昔々あるところに…ではなくて今、僕の目の前にオニっ娘がいる!』(むかしむかしあるところに…ではなくていま、ぼくのめのまえにオニっこがいる)は、葵蜜柑による日本の漫画作品。『コミックヘヴン』(日本文芸社)創刊号に読み切り掲載され、後に3号から7号まで短期連載。その後、単行本の発売により再連載された。単行本は全2巻。
1000年以上生き続ける鬼・槐桔梗は、約240年の眠りから目覚め、自身の好物である初心の性欲を求め始める。その一方、高校生の東条圭太は、幼馴染の椿にこき使われ、彼女が仕切る新聞部の重荷を運ばされていたところ、別次元に転移してしまい、桔梗の屋敷に飛ばされた。困惑する圭太だが、そこにいた桔梗の小間使い・朱里に屋敷に入るように誘導され、桔梗と出会う。彼女に今日は泊まって行くことを諭された圭太は、彼女の言葉に応じる。圭太は入浴していたところ、桔梗も一緒に入浴してドギマギし、就寝時にも裸で夜這いをかけられて初心な恥じらいをとり、桔梗はその性欲を食して極上の味と言わしめた。後日、圭太の高校に朱里の手引きにより桔梗が編入したことで、圭太の性的な波乱の日々が始まった。