『もえタイ』(MOE-TAI Burning FATS.)は、杉基イクラによる漫画。『月刊アフタヌーン』(講談社)において、2008年7月号から9月号まで短期連載された。また番外編となる読切作品『もえタイ Burning GIRLS』が同誌2010年3月号に掲載された。全4話(番外編含む)。単行本全1巻。題名は「燃えあがれ体脂肪」という意味である。また「もえ」には「燃え」(熱血ドラマ)と「萌え」(美少女)の意味もある。作者は「少年漫画の王道」を目論んでいたとのこと。
昔は仲の良かった兄妹・亀山太一・美香。だが美香は成長するに従って「デブ兄」太一がコンプレックスとなって行った。その「ヘタレ」で「メタボ」な太一を痩せさせるため、強制的にボクササイズを習わせる。最初は嫌々ながら始めた太一であったが、プロボクサーの指導の下、次第にボクシングの楽しさに目覚めて行く。