『木星ピケットライン』(もくせいピケットライン)は、浅利義遠(現・あさりよしとお)の漫画作品。
直径3500kmという月ほどの直径を持つ謎の遊星が突如として太陽系外から襲来し、木星をかすめて地球に衝突してくるというので、主人公の変態少年山本五十六らは密命を受けて魚骨型宇宙船「ホネバカリー」で出撃し、木星軌道で怪天体を食い止めんとする。しかしその天体は木星より遥かに質量が大きく木星を逆に吸収しつつあり、木星の爆発(核融合反応か?)でもとめられないと船内コンピュータは判断する。……というとシリアスSF作品っぽいが、内容はパロディに満ちた純然たるギャグ・ブラックユーモア作品である。