『桃山キョーダイ』はふじつか雪による日本の漫画作品。「LaLa DX」(白泉社)にて掲載。「花とゆめコミックス」から発売。最新刊は4巻
桃山家の次女・千尋は、次男の有馬と双子の兄妹。有馬をはじめ、年の離れた姉・夏実や兄・春樹らは皆、おのおの目をひく顔ぶれ。そんな中、唯一平凡で普通な千尋は、周囲から〝もらわれっ子〟とからかわれたことも、しばしば。しかし、10歳の時、両親が「まるでほんとに双子」だと話しているのを聞いてしまう。「16歳になったら真実を話す」という母の言葉を忘れることが出来ぬまま、16歳の誕生日まで後2日となった。