『さちことねこさま』は唐沢なをきの漫画作品である。月刊コミックビーム(エンターブレイン)2002年9月号から2005年11月号まで連載。単行本全3巻(同社)。
転校生薄氷さちこは頭上の空中に巨大な球形をした猫が浮かぶ(「ねこさま」と呼ばれる)。これは、先祖代々の「業」が凝(こご)ったもので、誰の頭の上にもあるのだが眼には見えない。これを「アタマノサキニアルモノ」と言う。さちこは特別業が深いのか誰の眼にも見える。彼女は、親切に話しかけてくれるあおくさ君に事情を話し、こんなんじゃ友達も出来ないとめそめそ泣きじゃくるのだった。
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