『山賊王』(さんぞくおう)は、沢田ひろふみによる少年漫画。講談社の『マガジンGREAT』および『マガジンイーノ』(連載中に誌名変更)において2000年から2009年にかけて連載された。単行本は全13巻。
時は鎌倉時代末期。反逆による罪で、腐敗政治を行う鎌倉幕府執権・北条高時に愛する父が処刑され、悪党・楠木正成の下で仇討ちの機会を狙う樹長門。先祖代々伝わる伝説の剣を持ち、一国をも動かすと言われた身体に星型のアザを持つ6人が中心となって戦う。鎌倉政権を倒幕して建武の新政が始まった時点で物語は終了しており、その3年後よりの南北朝の動乱は描かれないまま完結した。