『黒鉄〈KUROGANE〉』(くろがね)は、冬目景による日本の漫画作品。『モーニングオープン増刊』(講談社)1996年2月5日号から1997年3月4日号まで連載し、その後掲載誌を『モーニング』(講談社)に移して1997年27号から2003年36・37合併号まで連載された。
少年・迅鉄は、父親の敵討ちに端を発した様々な因果から、子供でありながらお尋ね者の渡世人となってしまい「人斬り迅鉄」とまで恐れられた。ある夜追っ手と相打ち死亡した……はずだったが、その死体は天才蘭学者源吉に拾われ、身体の半分をカラクリ仕掛けのサイボーグに改造され蘇生させられる。が、源吉の目的は迅鉄を利用してさる藩の重役に復讐をする事であった。結果、源吉は復讐を遂げるが死亡。以降、迅鉄は相棒の意思を持つ刀「銘刀・鋼丸」と共に各地を放浪することとなる。