『G Blood』(ジー ブラッド)は、作画:山口正人・原作:鍋島雅治による日本の漫画。『別冊漫画ゴラク』(日本文芸社)で2000年8月から2001年9月まで連載された。単行本は日本文芸社のニチブン・コミックス刊で、全4巻が発売されている。
大賀武志は青年弁護士。新庄龍矢はやり手の経済ヤクザ。大賀はヤクザとつながりのある少年を助けるために弁護士の仕事をしていたが、新庄の凄龍会にその少年と父親である玄海組八代目組長を殺される。大賀は報復を誓い、父親の跡を継いで第九代目組長となる。だが、新庄の罠にはまり、身内2人を死なせてしまった。復讐に燃える大賀は新庄の豪華客船を強襲し、新庄を取り逃がしたが大きな打撃を与えた。しかしこの強襲で大賀も重傷を負い、療養する。療養を終えた大賀は再び血で血を洗う闘いを再開し、大賀は若頭の権藤を、新庄も忠実な部下の堂馬を失ってしまう。そして、大賀と新庄、2人の最後の戦いを描くところで終了する。