『死神姫の再婚』(しにがみひめのさいこん)は、小野上明夜による日本のライトノベル。イラストは岸田メル(「儚き永遠の恋人達」以降は冨士原良に変更)が担当している。B's-LOG文庫→ビーズログ文庫(エンターブレイン→KADOKAWA)より2007年9月から2016年9月まで刊行された。第9回エンターブレインえんため大賞ガールズノベル部門奨励賞を受賞した。2013年2月時点で累計販売数は55万部を記録している
没落貴族の娘アリシア・フェイトリンは叔父の口利きで家名目当ての成り上がり貴族へ嫁ぐが、結婚式の最中に新郎が謎の急死を遂げる。それから一年、噂が噂を呼んで「死神姫」と呼ばれるようになっていた彼女の元へ、叔父が再び縁談を持ち込んできた。相手は暴君と噂される新興貴族の「公爵」カシュヴァーン・ライセンだった。再婚するべくライセンの領地アズベルグにやって来たアリシアを待っていたのは、不気味な装飾を施された屋敷と公爵の愛人を名乗るメイドである。そのうえ、初めて会った公爵は、自分の花嫁に「あなたの名を金で買った」と言い放つ。しかし、アリシアは周囲の予想を裏切り、「お買い上げありがとうございます!」と満面の笑みをもって返す。
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | shinigamihimenosaikon |
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