株式會社小池書院(こいけしょいん)は、日本の出版社。1972年、小池一夫が中心となってスタジオシップとして創業、その後現社名になる。小池一夫原作作品・著作を中心に漫画雑誌・単行本や各種一般書等を発行していた。出版不況に抗えず、2016年末より破算手続きを開始。「一(いち)プロ」というプロダクションを前身とする。その名の通り、小池の古巣のさいとうプロと同様の形態で、一人の原作者を中心に複数の作画家で構成されていた。そのメンバーは、小池一夫がさいとうプロを離脱した後、同様にさいとうプロを辞めた小山ゆう、叶精作、神田たけ志、神江里見、伊賀和洋ら7人の漫画家であり、小池が借りた借家で集団生活をしながら、小池が書いた原作に、7人の漫画家が作画していた。ほとんどの場合は、一つの作品に対してメインの漫画家が一人だったが、「徳川家康」のように、キャラごとに作画者を変えるという変則的な作品もある。